日本郵便のゆうパック(宅配サービス)の規格や料金など特徴を徹底解説!

2018.11.01物流記事一覧
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この記事では、日本郵便のゆうパック(宅配サービス)を利用して商品などを送付する際に知っておくべき下記3項目と、特徴について解説します。

  • 規格(大きさ・重さ)と料金
  • 発送可能なもの、不可能なもの
  • 配達方法、追跡、時間指定

※ダイレクトメール(以下:DM)を送付する際はゆうメールやハガキ、定形郵便を利用することになります。ゆうメールに関して詳しく記した記事がありますので、そちらをご参考ください。

日本郵便のゆうパックの前提

日本郵便のゆうパックには、三辺合計が60cm以下の60サイズから、三辺合計が170cm以下の170サイズまであり、サイズは全部で7段階あります。重量は25kg以下という規定があります。

こちらがゆうパックの基本サイズとなるのですが、ゆうパックは荷物の内容ごとに様々なサービスが展開されています。

例えば、保冷が必要な生鮮食品などを送る際は「チルドゆうパック」です。また重量が25kg以上、30kg以内の内容物を送付する際の「重量ゆうパック」、ゴルフやスキーに出かける際の「ゴルフゆうパック」「スキーゆうパック」などもあります。

さらには、空港に旅行カバンを届けて渡してくれる、「空港ゆうパック」というサービスもあります。

これらは「ゆうパック」の基本運賃と同額のサービスもありますし、基本運賃に追加料金を付けるサービスもあります。

上記の特殊なサービスが必要な場合は、こちらに詳しく記載されておりますので、ご参考ください。

そして、ゆうパックには「当日宅配ゆうパック」というサービスもあります。こちらは概ね午前中に差し出された荷物を当日中に配達するというサービスです。

料金もゆうパックの基本料と同額で利用できるので大変お得です。社内便などのルート配送を利用している企業や、通販業者に特におすすめのサービスと言えます。

ただし、差し出し場所である郵便局が指定している地域のみへの差し出しに限ります。東京・大阪に関してはこちらに詳しく記載されております。

その他の地域からの差し出しでこのサービスを利用したい場合は、お近くの店舗に直接お問合せください。

このように、ゆうパックは用途に応じて様々なサービスを展開しており、自分に合ったものを選びやすいので便利だと言えます。

次に上記全てのサービスの基本となる「ゆうパック」の料金・規格について解説します。

ゆうパックの規格と料金

ゆうパックの最小規格は60サイズ(三辺合計が60cm以下)で、最大サイズは170サイズ(三辺合計が170cm以下)、最大重量は25kg以下となっています。

規格に対応する料金の設定は、下記の7つがあります。
※差出場所から受取場所までの距離によっても料金は変動します。今回は「東京→近畿地方」の配達にかかる料金を載せています。

規格
料金(税込)
60サイズ 950円
80サイズ 1,180円
100サイズ 1,410円
120サイズ 1,660円
140サイズ 1,910円
160サイズ 2,120円
180サイズ 2,480

ゆうパックの基本料金はヤマト運輸の宅急便に比べると、若干基本料金が安くなっています。また、サイズもヤマト運輸には160サイズまでしかありません。そして、上述した多くのサービスがあるので自分に合ったサービスを選択しやすいという点はメリットと言えるでしょう。

ご自分の送る荷物の詳細な料金が知りたい方はこちらでお調べください。

次に、ゆうパックで送れるもの、送れないものについて解説します。

ゆうパックで送れるもの、送れないもの

ゆうパックでは、家電や服、CDや食品など、通信販売で商品となり得る様々なものが送付できます。また、例えばゴルフ道具一式なども、ゴルフゆうパックを利用すればゆうパックの基本運賃と同額で配達してもらえます。

ここでは「送れないもの」を全て挙げておきますのでお役立てください。

ゆうパックに入れられないもの

ゆうパックに入れられないものとして公式サイトに記載されているものは「信書」です。

信書に該当するものは下記のようなものです。

  • 書状
  • 請求書の類(納品書、領収書、見積書、願書、申込書、申請書、申告書、依頼書、契約書、照会書、回答書、承諾書、レセプト(診療報酬明細書等)、推薦書、注文書、年金に関する通知書・申告書、確定申告書、給与支払報告書)
  • 会議招集通知の類(結婚式等の招待状、業務を報告する文書)
  • 許可書の類(免許証、認定書、表彰状) ※カード形状の資格の認定書なども含みます。
  • 証明書の類(印鑑証明書、納税証明書、戸籍謄本、住民票の写し、健康保険証、登記簿謄本、車検証、履歴書、給与支払明細書、産業廃棄物管理票、保険証券、振込証明書、輸出証明書、健康診断結果通知書・消防設備点検表・調査報告書・検査成績票・商品の品質証明書その他の点検・調査・検査などの結果を通知する文書)
  • ダイレクトメール(文書自体に受取人が記載されている文書、商品の購入等利用関係、契約関係等特定の受取人に差し出す趣旨が明らかな文言が記載されている文章)

逆に信書に該当しないものは下記のようなものです。

  • 書籍の類(新聞、雑誌、会報、会誌、手帳、カレンダー、ポスター、講習会配布資料、作文、研究論文、卒業論文、裁判記録、図面、設計図書)
  • カタログ(専ら街頭における配布や新聞折り込みを前提として作成されるチラシ、店頭での配布を前提として作成されるパンフレットやリーフレット)
  • 小切手の類(手形、株券、為替証券)
  • プリペイドカードの類(商品券、図書券、プリントアウトした電子チケット)
  • 乗車券の類(航空券、定期券、入場券)
  • クレジットカードの類(キャッシュカード、ローンカード)
  • 会員カードの類(入会証、ポイントカード、マイレージカード)
  • ダイレクトメール(専ら街頭における配布や新聞折り込みを前提として作成されるチラシのようなもの、専ら店頭における配布を前提として作成されるパンフレットやリーフレットのようなもの)
  • その他(説明書の類、市販の食品・医薬品・家庭用又は事業用の機器・ソフトウェアなどの取扱説明書・解説書・仕様書、定款、約款、目論見書、求人票、配送伝票、名刺、パスポート、振込用紙、出勤簿、ナンバープレート)

これらの「信書に該当しないもの」は入れられます。ただし、それ以外にもペットや危険物など、明らかに入れてはいけないものなどもあります。

しかし、こちらはサイトには記載されておりませんので、別記事のヤマト運輸の宅急便についての記事の入れられるもの、入れられないものをご参考ください。

航空搭載できないもの

  1. 火薬類
  2. 高圧ガス
  3. 引火性液体
  4. 可燃性物質
  5. 酸化性物質
  6. 毒物類
  7. 放射性物質
  8. 腐食性物質類
  9. その他の有害物質

上記のものをゆうパックに入れて発送しようとすると、「航空輸送」以外の手段で配達が行われます。そのため、配達が普段よりも1~4日程度遅れる可能性もあります。

※1.伝達性海綿状脳症(TSE)に係る検体については、特定の条件を満たす場合は、航空機による輸送が可能なことがあります。
※2.鉄砲、刀剣等の「凶器」も航空機による輸送ができません。
※3.リチウム電池を含む電子機器およびドライアイスは、所定の取扱いの上、ゆうパックとして差し出した場合に限り、航空機による輸送が可能です。

以上のようなものが、ゆうパックには入れられなかったり、航空制限を受けたりするということになります。

最後に、配達方法や時間指定、追跡などに関して解説します。

ゆうパックの配達方法や時間、追跡について

まず、ゆうパックの集荷・配達方法に関して解説します。

集荷・配達方法

集荷方法は、お近くの郵便局に荷物を持参するか、またはコンビニで集荷してもらうという2つの方法があります。

郵便局に持ち込みの場合は、荷物一個当たり120円割引されます。また、以前送ったことのある送付先への荷物は60円割引されます。これを同一宛先割引と言います。こちらは1年以内に送った同じあて先のご依頼主控が必要です。

さらに、同じ宛先に複数の荷物を同時に送る場合も60円割引となります。これを複数口割引と言います。

※同一宛先割引と複数口割引は併用できません。
※ゴルフ・スキー・空港ゆうパックには利用できません。

つまり、割引額は最大で180円ということになります。

受取に関して、ポスト投函はありません。原則本人による受取、または宅配ボックスへの配達となります。

日本郵便のサービスのうち、一部のサービスは基本的に日・祝日の配達を行っていないのですが、ゆうパックは年中無休で配達が行われます。

地域差もありますが、差し出しの翌日、翌々日にはたいていの地域に配達されます。ただし、航空制限がかかった場合や天候などによって送れる可能性もありますのでご注意ください。

ご自分の荷物の配達にかかる時間の詳細はこちらで検索し確認してください。

さらに、自宅でウェブ上でラベルを作成、プリントできるサービスや、スマホで宛名を作成し、郵便局で簡単にラベルを印刷できるサービス、また、荷物を送ることが多い方や法人向けにラベルをプリントするソフトや在庫管理システムなどのサービスを多数展開しています。

追跡番号と配達希望時間指定

ゆうパックは差出人でも荷物の配達状況を追跡することができます。荷物が正確に届いているかどうかをこちらで確認するようにしましょう。

配達日の指定は、「お届け予定日」から10日以内であれば、指定できます。そして、時間指定は下記の7つから指定できます。

  1. 午前中
  2. 12時頃~14時頃
  3. 14時頃~16時頃
  4. 16時頃~18時頃
  5. 18時頃~20時頃
  6. 19時頃~21時頃
  7. 20時頃~21時頃

日時については、差出人が先に指定しても良いですが、荷受人に「追跡番号」を教えることで、荷受人が日時を指定・変更することもできるようになります。

このように、ゆうパックは配達スピードも速く、ラベルなど面倒な作業も簡単に行えるサービスが多く展開されています。また割引額も大きいので、荷物を発送する際は郵便局に直接持って行くのが良いと言えるでしょう。

おわりに

以上、日本郵便のゆうパックの特徴について解説してきました。

ゆうパックは通販などで商品を発送する際に利用する方が多いです。そして、荷物の中身によって様々なサービスを展開しています。また、持ち込み割引などお得なサービスや、送り状のプリント関係のサービスも充実しています。

さらに、ゆうパックは年中無休で配達が行われるので、とてもスピーディな配達が期待できます。ゆうパックの各サービスを利用して、よりお得に、スムーズな発送ができるようにしましょう。

 

タグ : 発送
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DM Watch 編集部

DM Watch 編集部

ディーエムソリューションズ㈱のダイレクトメール・物流のエキスパートメンバーで結成。法人取引9,000社以上の実績にもとづいた、DMの反響アップ、コスト削減、業務改善などに役立つ情報を続々発信していきます。