楽天RMSとは?4つのメイン機能とシステムのメリット・デメリット

2019.10.10物流記事一覧
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楽天で通販店舗運営を行う上で、避けて通れないものが楽天RMSです。
楽天の店舗において、効率的に運営を行うためにも、売上を伸ばすためにも楽天RMSの機能を理解することが非常に重要です。今回はそんな楽天RMSについてご紹介していきます。

楽天RMSとは?

RMSとは「Rakuten Merchant Server」の略で、店舗運営システムのことです。
インターネットエクスプローラーやGoogle Chromeなどのインターネットブラウザ上の管理画面にて様々な情報を管理できるシステムです。
似たような仕組みは各通販モールにもあり、Amazonだとセラーセントラル、Yahoo!ショッピングだとストアクリエイター、ストアクリエイターProがあります。

楽天RMSの特徴

楽天RMSにはどのような特徴があるのでしょうか?
まず大きな特徴としては、ブラウザ上で操作・使用するということです。ソフトウェアをインストールする必要が無いため、インターネット環境があればどの端末でも、場所の制限が無くアクセスすることが出来ます。
もう1つは、機能のほぼ全てが楽天RMS上に入っていて、操作するということです。
楽天RMSには、通販サイト(店舗)の作成から受注管理までほぼすべての機能が入っています。
楽天RMSを使いこなせば、楽天市場上のほぼすべての機能を活用できることになります。

楽天RMSのメリットとデメリット

楽天市場における楽天RMSは便利な機能ですが、メリットとデメリットをしっかりと把握しておくことが重要です。

メリット

楽天市場が多くのユーザーを集めるモールであるため、そこに出店をすることで楽天市場の集客力を利用することが出来ます。また、コールセンターなども充実しているため、サポートも気軽に受けることが出来ます。

デメリット

登録前に、機能のすべてを把握したり利用することが出来ないです。
また、楽天RMSだけの機能も多いため、他モールや他の通販サイトシステムなどとは使い勝手が異なります。他モールなども運営している場合、複数モールを一括管理できる通販システムなども存在するため、そのようなサービスを使うことでデメリットを補うことが可能です。

RMSの4つのメイン機能

楽天RMSには、様々な機能がありますが、大きく分けると以下の4つのメイン機能があります。

店舗構築
(R-Storefront)
楽天市場上に店舗(通販サイト)を構築する機能です。
受注管理
(R-Backoffice)
楽天市場上で購入された商品の受注管理ができる機能です。
データ分析
(R-Karte)
楽天市場所の店舗における様々な切り口のデータを活用し、
分析ができる機能です。
メルマガ配信
(R-Mail)
店舗と顧客の貴重なコミュニケーション手段である
メールを配信できる機能です。

    次項より、上記4つの機能を詳しく見ていきましょう。

    店舗構築(R-Storefront)について

    通販サイトをつくるのには、本来専門知識が必要かつ、開発にも時間がかかります。
    しかし、楽天RMSの店舗構築機能を使うことで、最低限のPC操作の知識さえあれば、楽天上で店舗を作ることが出来ます。
    通販サイトには、主に「TOPページ」「カテゴリーページ」「商品ページ」「購入(決済)ページ」の4つが必要です。これらを店舗構築機能では、テンプレートなどを活用することでスピーディかつ簡単作成が出来るのです。
    また、現在はスマートフォンの普及により2件に1件の注文はスマートフォン経由だといわれています。
    RMSの店舗構築機能を使うことで、スマートフォン版の通販サイトも簡単に作ることが出来るのも大きなメリットの一つです。

    受注管理(R-Backoffice)について

    店舗をつくったら、いよいよユーザーからの注文が入り始めます。
    注文を管理するために火うような機能が「受注管理」機能です。
    受注管理画面上では、注文の一覧とそのステータスが見ることが出来ます。

    注文の一覧は大きく分けて、以下のステータスのものを見ることができます。

    • 処理中
    • 処理済み
    • キャンセル

    中でも「処理中」のものは、下記ステータスの商品を確認することが可能となっています。

    • 注文確認待ち
    • 楽天処理中
    • 発送待ち
    • 変更確定待ち

    まず、注文が入るとその商品注文は「注文確認待ち」のステータスに移動します。
    「注文確認待ち」の商品は、注文の確定をして「注文完了メール(サンクスメール)」を行うことで、ユーザーに注文の完了をお知らせします。

    その後、お客様の決済が完了すると「発送待ち」ステータスに移動します。
    発送待ちステータスの商品に「発送日」と「配送伝票番号」を入力して、発送を行います。
    そうすると、楽天から店舗に代金が支払われます。
    このように、各商品にステータスに応じて管理を行うことが出来、商品の発送漏れなどを防ぐことが出来ます。

    データ分析(R-Karte)について

    通販サイトの大きな特徴の一つは、顧客情報をデータとして蓄積し、分析しやすい点です。
    楽天RMSでも、様々な切り口からデータ分析を行うことが出来ます。

    データ分析は、店舗の売上アップに非常に重要です。
    楽天RMS上では、以下の公式をもとにしたデータ分析が可能です。

    売上=「アクセス人数」×「転換率」×「客単価」

    アクセス人数について

    「アクセス人数」は、店舗に訪れてくれたユーザーに関するデータです。
    店舗へのアクセス数はもちろん、商品ページごとのアクセス数や、どういった経路でそのページに来たのか、どの検索キーワードで来たのかなども分かります。
    また、「この商品はアクセス数を伸ばそう」や「この商品は転換率(ページにきた人が購入してくれた率)を上げよう」などの改善アクションも一目でわかるようになっています。

    転換率について

    「転換率」とは、購入者数÷アクセス人数で導かれる数値で、訪れたユーザーがその商品を購入してくれる割合のことを指します。せっかくユーザーが店舗を訪れてくれたのに、購入してくれなかったら非常にもったいないです。
    RMS上では、その商品におけるジャンル上位商品ページと比べて、どれくらい伸びしろがあるかなどの分析をすることが出来ます。
    また、同じ商品ページでもデザインを変えてAパターン、Bパターンの2つをつくり表示させ、どちらが優れているかのテスト(A/Bテスト)を実施して改善していくことも出来ます。

    客単価

    「客単価」とは、ひとりのユーザーが購入した商品代の合計のことをいいます。せっかくユーザーが店舗にきて買い物をしてくれているのであれば、まとめ買いしていってくれた方が良いです。
    また、ユーザーにとっても1つの店舗で複数商品を買うことが出来るので、利便性が高くなります。
    このように客単価を上げることは、効率の面から非常に重要です。
    RMS上では、同一ジャンルの店舗の平均データや自店舗の昨年対データなどを比較して改善することが出来ます。

    メルマガ配信(R-Mail)について

    通販サイトでは、直接ユーザーと会話することが出来ないため、コミュニケーションが課題です。
    通販サイトにおいてユーザーとのコミュニケーション手段として重要なツールがメールマガジンです。
    楽天市場上でも、それは同様です。

    例えば、店舗に興味を持ってくれたユーザーに対して定期的にお役立ち情報を配信したり、一度購入してくれたユーザーに対してセール情報を配信したり、様々なメールを送ることが出来ます。
    メールマガジンは、興味のないユーザーに送ってしまうと逆効果です。
    RMS上では、集めたメールアドレスを様々な条件で絞り込みをして、興味のあるユーザに対して一成に送信をすることが出来ます。

    おわりに

    楽天RMSを使うことで、簡単に店舗を構築することが出来、分析も行うことができます。
    RMSをしっかりと使いこなすことで、効率的な店舗運営をしていきましょう。

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    DM Watch 編集部

    DM Watch 編集部

    ディーエムソリューションズ㈱のダイレクトメール・物流のエキスパートメンバーで結成。法人取引9,000社以上の実績にもとづいた、DMの反響アップ、コスト削減、業務改善などに役立つ情報を続々発信していきます。