佐川急便の飛脚メール便の規格や料金などの特徴を徹底解説!

2018.05.01発送代行記事一覧
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この記事では、佐川急便の飛脚メール便を利用してダイレクトメール(以下:DM)を送付する際に知っておくべき下記4項目と、DM便の特徴について解説します。

  • DMの規格(大きさ・重さ)と料金
  • 同梱可能なもの、送付不可能なもの
  • 配達方法、追跡番号の有無
  • 配達希望時間指定、土日祝の配達有無

飛脚メール便を利用する際の前提

佐川急便の飛脚メール便の特徴を解説する前に、まず知っておくべき前提が2つあります。

  1. ハガキや長3形封筒などの小型のDMは受け付けない
  2. 法人のみの取り扱いである

上記2点を満たしていない場合は、佐川急便の飛脚メール便は利用できないのでご注意ください。

それではさらにこの2点について詳しく解説します。

小型のDMでは利用できない

ハガキや長3形などの小型のDMに頻繁に使われる形状のものは飛脚メール便では利用できません。※紛失しやすい為

あくまでも、A4サイズ程度の封筒にカタログなどを入れたDMを送付する際に利用することが前提です。

ただし、上述したような小型のDMを送付する場合、日本郵便のほうが確実に安価なので、そもそもハガキや小型の封筒を送るのに佐川急便を利用する必要もありません。

法人のみの取り扱い

飛脚メール便は個人では取引ができず、法人のみの取り扱いとなります。そのため、個人事業主では登録ができないので注意が必要です。

荷受人は個人でも問題ないので、このサービスは法人専門でDMを送るために開発されたサービスということがわかります。

それでは次に、飛脚メール便の規格と料金について解説します。

規格と料金

飛脚メール便の規格規定については下記の表にまとめましたので参考にしてください。

規格規定

  • 長辺+短辺+厚さの合計が70cm以内であること
  • 最長辺が40cm以内であること
  • 厚さが2cm以内であること
  • 重量が1kg以内であること
最大規格例
  • 長辺40cm×短辺28cm×厚さ2cm(3辺の合計が70cm)で1kg
    ※A4サイズの冊子や細かい付録などを入れてもかなり余裕があるサイズです

※飛脚メール便の規格規定の最小値は記載がないので若干アバウトですが、おおむね「A4サイズ程度のものを送付する際に利用する」と考えてください。

また、規格に対する料金設定は一個の荷物に対する重量によって定められています。そして、飛脚メール便の料金は全国一律となっています。

設定は下記の通りです。

飛脚メール便の料金

しかし、あくまでも法人専門のサービスで、発送個数が多くなればなるほど、上記の金額から割引がきくようなので、個数が多い場合などは一度佐川急便へ連絡して問い合わせるのが良いでしょう。

そして、飛脚メール便では1kgまでしか取り扱えませんが、もし1kgを超えるDMを送付する場合は「飛脚ゆうメール便」という扱いになります。

この飛脚ゆうメール便は、日本郵便の「ゆうメール」としての扱いとなり、佐川急便がその発送手続きなどを代行するという方法です。そのため、規格は飛脚メール便と若干異なり、日本郵便のゆうメールの規格となります。

以下がその規格規定です。

  • 長辺34cm以内×短辺25cm以内×厚さ3.5cm以内
  • 重量3kg以内

そして、飛脚ゆうメール便の料金設定は全国一律で、下記の通りです。

飛脚ゆうメール便の料金

ちなみに上記の金額は固定ですので、大量送付につき割引といったことはありません。しかし、普通にゆうメールを利用するよりも佐川急便を通したほうが圧倒的に安いのでゆうメールを利用する際はかなりおすすめです。
また、飛脚ゆうメール便を利用する場合は封筒などの表面に「料金後納」「ゆうメール」の2つの文章の記載が必要なので注意してください。

差出人欄表記はなくても大丈夫です。
※佐川急便が差出人となり、佐川急便が記載するためです。
※佐川急便の飛脚メール便、飛脚ゆうメール便はともに、法人のみが契約できるため、契約時に宛名や差出人表記についても説明があります。

次に飛脚メール便に同梱可能なものなどについて解説します。

入れられるもの、入れられないもの

飛脚メール便では、基本的に、カタログ冊子や雑誌などの紙媒体のものを中心に入れることができます。

この場合、送れないものを知っておいたほうがDMを作成する際にも、送付する際にも注意しやすいかと思いますので、送付できないものを全て挙げておきます。DM送付の際に参考にしてください。

入れられないもの

  • 信書、現金、小切手、再発行困難、および再生不可能なもの
  • 危険物(毒物や引火性、着火性、揮発性のあるもの)
  • 貨幣や有価証券など代替品がないもの
  • クレジットカード、キャッシュカードなどのカード類
  • 個人情報や高額品など

上記のようなものは飛脚メール便にも飛脚ゆうメール便にも入れることができません。ただし、これらは基本的にどの運送会社のダイレクトメール用のサービスでも同様です。

また、飛脚メール便の保証限度額は運送料金相当なので、内容品の保証は出来ません。高額なものを送付する際は十分注意しましょう。

しかし、DMを送る際に、そこまで高価なものを入れることも一般的にはありませんので、そこまで深く考える必要もないかと思いますが、あくまで予備知識として参考にしてください。

基本的には、小さめのカレンダーや、カタログ冊子、返信用封筒、アンケート用紙、申し込み用紙など、紙媒体のものが中心であれば入れられるということです。

一つだけ注意が必要なのは、「CD類などの電磁記録媒体」は飛脚メール便ではなく、飛脚ゆうメール便になるということです。つまり、DMにこれらの媒体を入れて、佐川急便を利用するのであれば、飛脚ゆうメール便となります。

次に、配達方法や追跡番号、配達希望日時などについて解説します。

配達方法、追跡番号、配達希望日時などについて

まず、集荷や送り状、配達方法などについて「配達の流れ」を通して解説します。

配達の流れ

飛脚メール便、および飛脚ゆうメール便はともに、法人のみの取り扱いであるので、佐川急便との契約が第一に必要です。

この契約は地域の担当ドライバーや店舗に問い合わせることで簡単に行うことができますが、受付から送付可能になるまで1週間程度かかるので注意が必要です。

その後はドライバーや店舗から送り状をもらって記載し、それを荷物に貼り付け送付という形になります。

ただし、DMですから大量に送付することが基本で、手書きで送り状を書く手間が煩わしいと思います。そのため、飛脚メール便や飛脚ゆうメール便では、自社で使っている宛名ラベルなどをそのまま利用することもできます。

そうして出来上がった荷物をドライバーに連絡して集荷してもらうか、店舗に直接持って行って「飛脚メール便」もしくは「飛脚ゆうメール便」であることを伝えましょう。

※飛脚ゆうメール便の場合「ゆうメール」「料金後納」の記載が必要

支払は現金が不可で、一か月ごとの利用合計の請求のみとなります。

また、飛脚メール便、飛脚ゆうメール便ともに、ポスト投函ですので、受領印などはもらえません。そして、表札がない場合などは返却されます。

追跡番号や配達希望日時について

まず、飛脚メール便には追跡番号があります。ただし、これはネット上では検索できず、佐川の店舗へ直接問い合わせるまた、飛脚ゆうメール便には追跡番号はありません。これは配送が日本郵便の管轄になるためです。

配達希望日時についてですが、基本が「ポスト投函」なので、希望はできません。

そして、土日祝の配達は「飛脚メール便」は365日休まず配達、お届けには一部地域を除いて3~4日程度かかります。

一方、飛脚ゆうメール便は、日本郵便の管轄となりますので、配達に5日程度、さらに日・祝は郵便局の配達はありません。その間の営業がストップするので、たいていの場合1週間程度はかかります。

※配達は天候や地域にも左右されるため、飛脚メール便でも1週間程度かかる場合があります。

以上が佐川急便の飛脚メール便の特徴となります。最後にこれらの特徴を図や表でまとめておきますので参考にしてください。

飛脚メール便の規格と料金

規格
  • 長辺+短辺+厚さの合計が70cm以内であること
  • 最長辺が40cm以内であること
  • 厚さが2cm以内であること
  • 重量が1kg以内であること
最大規格例
  • 長辺40cm×短辺28cm×厚さ2cm(3辺の合計が70cm)で1kg
    ※A4サイズの冊子や細かい付録などを入れてもかなり余裕があるサイズです。
料金

飛脚メール便の料金

※大量送付で割引がききます

飛脚ゆうメールの規格と料金

規格
  • 長辺34cm以下×短辺25cm以下×厚さ3.5cm以下
  • 重量が3kg以内であること
最大規格例
  • 長辺34cm×短辺25cm×厚さ3.5cmで3kg
    ※A4サイズの雑誌が3冊程度は楽に入るサイズです。
料金

飛脚ゆうメール便の料金

※一律で割引はききません

飛脚メール便で送れないもの

入れられないもの
  • 信書、現金、小切手、再発行困難、および再生不可能なもの
  • 危険物(毒物や引火性、着火性、揮発性のあるもの)
  • 貨幣や有価証券など代替品がないもの
  • クレジットカード、キャッシュカードなどのカード類
  • 個人情報や高額品など

※上記のほかにCDやDVDなどの電磁記録媒体は飛脚ゆうメール便での取り扱いとなります。
基本的に、飛脚メール便では「紙媒体」を中心にしたDMを送る際に利用すると良いでしょう。

配送・その他

佐川急便の飛脚メール便の配送とその他特徴

補足情報

  • 送り状は佐川の店舗やドライバーからもらえる
  • 受取人の住所に表札がない場合は送り返される可能性が高い
  • 法人のみの取り扱いで掛売しかできない
  • 飛脚メール便は3~4日程度で配送(土日祝含む、一部地域を除く)
  • 飛脚ゆうメール便は5日程度(日祝は含まれない)※基本1週間程度
    ※天候や地域によっては飛脚メール便でも1週間程度かかる場合がある

おわりに

以上、佐川急便の飛脚メール便の特徴について解説してきました。

飛脚メール便はA4サイズ程度のカタログなどのDMを安く大量にお送付するのにとても便利です。また、個数によっては割引されますし、荷物が少し大きい場合や、電磁記録媒体を入れる場合など、佐川急便を通してゆうメールを利用すると安くなるので大変便利です。

別記事で日本郵便、ヤマト運輸、西濃運輸の記事、それらのメリット・デメリット比較の記事も用意しております。

企業や店舗によって、送付するDMの種類や、大きさ、重さ、量が違いますので、飛脚メール便以外の記事もよくお読みになってベストな配送業者を探してください。

 

タグ : 発送
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DM Watch 編集部

DM Watch 編集部

ディーエムソリューションズ㈱のダイレクトメール・物流のエキスパートメンバーで結成。法人取引9,000社以上の実績にもとづいた、DMの反響アップ、コスト削減、業務改善などに役立つ情報を続々発信していきます。