失敗しないための印刷会社の選び方

2018.11.05発送代行記事一覧
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ダイレクトメール(以下:DM)を印刷する際、印刷会社に依頼する方も多いでしょう。しかし最近は、多くの印刷会社が料金やスピードなどに関しては同じようなもので、利用する側からすれば下記2つのような疑問を抱くこともあるかと思います。

  • どういったポイントで印刷会社を選べばいいのかわからない
  • そもそもどの会社でも同じなら、より価格の安いところに依頼すれば良いのではないか

こういった疑問を抱えたまま印刷会社を「料金・スピード」だけで選んでしまうと、他の細かいポイントで思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあります。

そこで、今回の記事ではDMをこれから作成し、印刷会社に印刷を依頼しようとしている
方向けに、「失敗しないための印刷会社の選び方」を4つ紹介します。

この記事をお読みになって、できるだけクオリティの高いDMをよりスムーズに作成し、売上アップとコスト削減にお役立てください。

印刷会社の選ぶ際の4つのポイント

印刷会社を選ぶ際に失敗しないための見るべきポイントは下記4つです。

  1. 自社で工場・印刷機を保有しているか
  2. デザインから印刷までの対応は可能か
  3. 優秀な営業マン、デザイナーはいるか
  4. スケジュール管理・納期がしっかりしているか

これら4つのポイントを理解した上で、自社に適した印刷会社を選択することが、DMのクオリティの向上やコスト削減、よりスムーズなDM制作につながります。

それではこれから上記の各ポイントについて詳しく解説します。

自社で工場・印刷機を保有しているか

印刷会社を選ぶ際、まず見るべきポイントは「自社で工場・印刷機を保有しているかどうか」です。

なぜなら、印刷会社には2種類あり、より自社に適したほうを選択しなければ思わぬコストや時間がかかってしまう可能性が高いためです。2つの種類とは下記の通りです。

  1. 自社で印刷機を保有する印刷会社
  2. 印刷会社とクライアントの間を取り持つ印刷ブローカー

自社で印刷機を持っている印刷会社は、DMの企画、制作、印刷をワンストップで行うことができます。一方でブローカー会社のメインの仕事は、印刷会社のための集客や営業、クライアントのヒアリングなどの代行です。

ブローカー会社を利用するメリットは、印刷会社との面倒なやり取りを代行してくれることです。デメリットは、あくまでも「仲介」なので、当然1対1でやり取りするよりも時間がかかりやすく、情報の行き違いなどのトラブルも発生しやすいことです。

以上のことから、納品までの流れがよりスムーズな印刷会社を選びたい場合は、自社で印刷機を持っている会社を選ぶほうが良いでしょう。

逆に、DM制作に慣れていない場合はブローカー会社を選択するほうが、自社のDMのクオリティを上げやすいと言えます。

ただし、基本的には発注から制作、印刷までをワンストップで行ってもらえる会社を選択するほうがメリットは大きいので、ブローカー会社に依頼する場合は注意が必要です。

デザインから印刷までの対応は可能か

2つ目のポイントになるのが「デザインから印刷までの対応が可能かどうか」です。

印刷機を保有する会社に依頼する場合でも、ブローカーに仲介してもらう場合でも、会社によってできることは様々です。

特に、DMのデザインは自社だけでは「どんなデザインが効果的なのか」がわからない場合も多く、プロの意見を聞きたいという悩みが多いでしょう。

そのため、できるだけ「デザイン~印刷」の全てを行ってもらえる印刷会社を選択したほうが良いと言えます。

また、自社でデザインを行う場合でも、印刷会社が「デザイン」に関して理解している会社であるほうがよりスムーズに対応してもらうことができ、クオリティの低下防止にもつながります。

さらに、このポイントで注意が必要なのが、「ブローカー」を利用する場合です。この場合、印刷会社だけではなく、ブローカーもデザインについての知識がなければ、情報伝達ミスや納期の遅延、クオリティの低下につながりやすいです。

以上のことから、印刷会社に依頼する際に、たとえ自社でデザインを行う場合であっても「デザインもできるのかどうか」ということを確認することをおすすめします。

優秀な営業マン・デザイナーはいるか

印刷会社を選ぶポイントの3つ目は「優秀な営業マン・デザイナーがいるかどうか」です。

印刷会社と言うと印刷技術や金額などを重視しがちですが、このポイントも非常に重要です。中には契約だけ取り、その後の仕事は適当に行う業者もいるためです。

営業マンに関しては、質問などに明確な答えを出してくれるかどうか、急な変更に対応できるかどうか、などを見ておく必要があります。契約の前によく営業マンと話すことでこのポイントは判断するようにしましょう。

質問に対して明確ではない返答をしたり、契約を押し売りしてくるタイプの営業マンがいる会社は基本的に選択しないほうが良いと言えます。

また、この点に関しては、ホームページ上の口コミ、お客様の声が掲載されている印刷会社を選ぶという方法もあります。

さらに、その会社に優秀なデザイナーがいれば、DMのクオリティを上げやすく、よりスムーズな対応が期待できます。契約前にどんなデザイナーがいるのか、制作事例はあるかどうかなども確認すると、印刷会社選びで失敗しにくくなります。

スケジュール管理・納期がしっかりしているか

4つ目のポイントは、「スケジュール管理・納期がしっかりしているかどうか」です。

これは、「いつまでに〇〇をする」「いつ〇〇について打ち合わせする」といったことが明確になっていなければ、以下の3つのデメリットが生じる可能性が高いためです。

  • クオリティが落ちる
  • 最終的に納品が遅れる可能性が高い
  • 自社の人件費がその分かかってしまう

例えば、「〇〇日にデザインに関して打ち合わせを行い、●●日までにデザインを仕上げてもらおう」と計画していたとしても、印刷会社側で同じスケジュール管理ができていなければ、仕上がるまで待たされるといったことが起こります。

そして、印刷会社側からすればクライアントから急がされているため、その時点からスピード重視になり、クオリティが落ちやすくなります。また、この時点で納期が遅れてしまいます。さらに自社では、そのやり取りに関わる担当者の人件費と時間が予測していたよりもかかってしまい、目に見えないコストとなっていまします。

印刷会社を選択し、最初に打ち合わせた時点で、納期までのスケジュールを組むことができる会社でないと、クオリティ、スピード、コストの3つで損をする可能性が高くなるということです。

またこの時、契約を取るために「無理なスケジュールを組む」営業マンも中にはいます。しかし、無理なスケジュールでは、「最終的に納期が遅れる」「スピード重視のためクオリティが落ちる」という場合もあります。

以上のことをまとめると、無理をしない程度で、的確で細かいスケジュール管理ができ、納期が守られる会社を選ぶ必要があるということになります。

おわりに

以上、印刷会社選びで失敗しないために見るべきポイントを4つ解説してきました。

4つのポイントをまとめた印刷会社選択の流れは下記の通りです。

  1. ホームページ上で自社印刷かどうか、口コミ、お客様の声、事例を確認
  2. 営業マンの質疑応答、自社印刷かどうか、デザイナーや事例について確認
  3. デザインから印刷まで可能かどうか確認
  4. スケジュール、納期を確認

これら全てが確認でき、誠実に向き合ってくれる営業マンがいる印刷会社を選ぶことがとても大切です。

納品スピードや金額だけで判断してしまうと、「DMのクオリティが落ちる」「情報伝達トラブルが起こる」「思わぬ人件費がかかる」といったこともありますので注意しながら印刷会社選択を行ってください。

この記事をお読みなったあなたが、自社に適切で誠実に対応してくれる印刷会社を選択し、DMのクオリティを上げ、費用体効果が少しでも上がることを願っています。

 

タグ : 印刷
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DM Watch 編集部

DM Watch 編集部

ディーエムソリューションズ㈱のダイレクトメール・物流のエキスパートメンバーで結成。法人取引9,000社以上の実績にもとづいた、DMの反響アップ、コスト削減、業務改善などに役立つ情報を続々発信していきます。