リストがなくてもアプローチが可能な同封広告と同梱広告の効果と選び方

2018.10.09発送代行記事一覧
Pocket

ダイレクトメール(以下:DM)を発送する際、基本的に必要になる「顧客リスト」。しかし、リストがなくてもDMを発送する手段はいくつかあります。

そのうちの1つが「同封広告と同梱広告」です。

同封広告と同梱広告とは主に、「通販を行っている他社」が商品やカタログを送付する際に、自社のDMなどを一緒に発送してもらうという販促方法です。

しかし、「他社のリストを利用してうまくいくのかわからない」「利用したことがないから効果が出るのか疑問に思う」といった方も多いでしょう。

そこで今回の記事では、「リストがない」もしくは「新規顧客の開拓を行いたい」といった方向けに、「同封広告と同梱広告の効果と選び方」について解説します。

この記事をお読みになって「同封広告と同梱広告」の効果について理解し、自社の販促方法の幅を広げ、顧客リストの拡大にお役立てください。

同封広告と同梱広告とは

同封広告と同梱広告とは「通販を行っている他社」のリストを利用し、その企業が商品やカタログを顧客に送付する際に、自社のDMなどを一緒に発送してもらうという販促方法です。

リストがない状態の販促方法は他にもいくつかありますが、代表的なものは商圏内の住宅や企業のポストに直接投函するポスティング広告でしょう。

しかし、このように「無差別」に送り付けるタイプのDMは開封率や反応率がとても低いのが現状で効果的とは言えません。

一方で、同封広告と同梱広告の場合、通販会社が商品やカタログを顧客に送付する際に同梱するので、開封率が圧倒的に高いと言えます。商品を送付する際に同梱する場合の開封率は「商品自体がお客様に届かない」といったトラブルを除けばほぼ100%です。

そのため、自社の顧客層に合致するリストを持っている通販会社を選択すれば、非常に効果が出やすいと言えます。

次に同封広告と同梱広告のメリットについて解説します。

同封広告と同梱広告のメリット

同封広告と同梱広告のメリットは大きく分けて以下の3つです。

  • 媒体・ユーザー属性が絞れ、効果の高いアプローチが可能
  • サンプルを送ることが可能
  • 開封率が高い

それではそれぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

媒体・ユーザー属性が絞れ、効果の高いアプローチが可能

1つ目のメリットは、発送媒体・顧客のユーザー属性の絞り込みができ、効果的なアプローチができるということです。

通販会社によってターゲットとしている顧客層が違います。自社の顧客層と合致している通販会社の同封広告と同梱広告を利用することで、反応率や成約率が上がりやすくなります。

また、同一通販会社の中でも、媒体ごとにターゲット層を細かく分類しています。そのため企業で選択するのではなく、企業が出している「媒体」を選択することでより細かく、正確に自社に合った顧客層にDMを発送することができます。

サンプルを送ることが可能

2つ目のメリットは、同封広告と同梱広告で送付できるものはDMだけではなく、「カタログ」や「サンプル」などを同梱できる点です。特に効果的なのがサンプルです。

一般的にサンプルを提供する際は、下記の3つのステップを踏むのが原則となります。

  1. 見込み客を集めるために広告を出す
  2. 見込み客に対し自社のアピール、コンテンツを配信し信頼性を築く
  3. 見込み客側が「サンプル」の問い合わせをする

しかし、同封広告と同梱広告で自社商品のサンプルを入れることで、上記3つのステップを短縮することができます。そのためこの部分のコストや労力、時間の削減にもつながります。

さらに、自社の顧客層と合致するリストを持った通販会社を選択していれば、サンプルを利用してもらいやすくなります。

開封率が高い

3つ目のメリットは、同封広告と同梱広告は「開封率」が非常に高いということです。

無差別にDMをポスティングした場合、開封率は非常に低くなります。理由は単純で、自社や商品に対して興味のない方、知識のない方に対してDMなどを送付してもごみ箱行きになる可能性が圧倒的に高いためです。

しかし、同封広告と同梱広告の場合は、「顧客が購入した商品」「顧客が問い合わせたカタログ」「定期的なカタログ」などに同梱するので、開封率がとても高いです。

特に、「商品」の場合、「顧客のもとに商品が届いていない」といったトラブルを除き、ほぼ100%の確率で開封してもらえます。

また、通販会社のカタログと同封する場合は、顧客がそのカタログを読みたい、もしくは読む習慣があるという状態なので、そのついでに自社のDMやカタログなどを手に取ってもらいやすくなります。

簡単に言えば「通販会社が顧客と築いた信頼関係を借りる」ということです。

ここまでのところで同封広告と同梱広告のメリットについてはご理解いただけたと思います。次に、どのような媒体があるのかということについて解説します。

どのような媒体があるか

同封広告と同梱広告には様々なジャンルや媒体があります。代表的なのは大手通販サイトや、テレビショッピングなどの通販関係企業です。また、カード明細会社、各種情報誌、食品宅配などの媒体も存在します。

特に通販サイトや通販番組の場合、ジャンルやユーザー層が非常に細かく分類されています。

例えば、比較的リーズナブルな女性向けアパレル商品のカタログから、シニア向けの健康ササプリ販売のテレビショッピング番組の購入者へ送付する商品に同梱するタイプなどがあります。

このように、細かく分類された数多くの媒体があるため、自社に合った媒体も見つかりやすいと言えます。しかし一方で、多すぎてどれを選んだらいいのかわからないという問題もあるかと思います。

そこで、最後に媒体選びのポイントを解説します。

媒体を選ぶ際のポイント

同封広告と同梱広告の媒体を選ぶ際のポイントは下記の4つです。

  1. ユーザー層の属性
  2. 費用対効果の実績
  3. 部数と拡大性
  4. 発送代行業者を通す

まず、メリットのところでも解説しましたが、自社の顧客層に合致しているユーザー層の媒体を選択することが最も大きなポイントです。これができていないと効果が著しく下がりますのでご注意ください。

2つ目のポイントは、その媒体の費用対効果の実績です。いくら安くても過去にあまり効果が出ていないのであればコストばかりかかる可能性が高いです。そのため、費用対効果の実績と価格のバランスが優れた媒体を選択するのが良いと言えます。

3つ目のポイントは、媒体の発行部数とその拡大性です。発行部数は媒体によっては数万部~500万部もの差があります。

短期的に売り上げを伸ばすことが目的の場合や、同封広告と同梱広告を始めた当初などは、「部数が少なく、過去実績が高い」媒体を選択するのが良いでしょう。

部数が少ないということは、ユーザー属性がより絞り込まれている可能性が高く、そのために効果が出やすいということにもつながりやすいためです。

逆に、長期的な戦略として「自社の顧客リストを増やす」ことが目的の場合は、発行部数が多い媒体を選択しましょう。多くの見込み客を集めておき、自社から独自のアプローチができるようになれば、その後の販促の幅が広がります。

また、発行部数が多い媒体の場合は、年齢や地域で絞り込み、自社にとって必要な顧客にのみアプローチするように設定することができることが多いです。こうすることで無駄なコストを出さずにリスト獲得がしやすくなります。

4つ目のポイントは発送代行業者を使って、媒体をピックアップしてもらうということです。発送代行業者はDMなどのコンサルティングなども行うので、企画、媒体選び、作成、発送までの流れを全てコントロールしてもらえます。

これは、より安全で質の高い媒体を選び、媒体選びで悩まないようにしたいのであれば非常におすすめの方法です。

これら4つのポイントをおさえておくと、媒体がよりスムーズに探しやすくなり、効果的な販促が行いやすくなりますのでおすすめです。

おわりに

以上、リストがなくてもアプローチが可能な同封広告と同梱広告について解説してきました。

同封広告と同梱広告は、通販会社などの他社の商品やカタログに自社のDMなどを同梱する広告です。メリットは自社に合ったユーザー層の媒体を選択でき、サンプルなども送付でき、開封率が高いということです。

「安いから」「発行部数が多いから」といった安易な考えだけで判断してしまうと、効果が落ち売上や利益が下がる可能性もあります。

媒体を選ぶ際は、自社に合ったユーザー層の媒体を選ぶ、費用対効果と実績のバランスを見る、部数と拡大性が自社の目的に合ったものを選ぶと良いでしょう。

また、発送代行業者に相談すれば、自社に合った媒体を提案してもらうこともでき、販促全体の企画や制作も行ってもらえて非常に便利です。まずは発送代行業者に連絡して同封広告と同梱広告についてさらに詳しく聞いてみることをおすすめします。

この記事をお読みなったあなたの販促の幅が広がり、より効果的な広告が出せるようになり、売上が少しでも上がることを願っています。

タグ : 発送
Pocket

The following two tabs change content below.
DM Watch 編集部

DM Watch 編集部

ディーエムソリューションズ㈱のダイレクトメール・物流のエキスパートメンバーで結成。法人取引9,000社以上の実績にもとづいた、DMの反響アップ、コスト削減、業務改善などに役立つ情報を続々発信していきます。