「同封」と「同梱」の違いと有効な活用方法とは?

2018.05.28発送代行記事一覧
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意味を知って、正しく使い分けたい重要ワード。
似ているようで実は違う「同封」と「同梱」の差って何?

普段何気なく使いがちな「同封」と「同梱」。同じような意味だろうと思っていたら要注意です。きちんと使い分けないと、周りの人はどう動いたらいいかわからなくなり、現場に混乱を招いてしまいます。この機会に「同封」と「同梱」の違いを再確認しておきませんか。

「同封」と「同梱」。その違いのポイントは形状と梱包の数

似ているけれど、明らかに違う。両者の違いを分けるポイントは2つあります。

形状が違う

同封とは1つの「封筒」に2つ以上のものを入れることをいい、同梱とは1つの「箱」に2つ以上のものを入れることをいいます。つまり、DMの封筒の中にクーポン券を入れることは「同封」。商品発送の箱の中にチラシなどを入れることは「同梱」となります。

また、インターネットショッピングなどの際、同一店舗で複数の商品を購入したとき、1つの箱にまとめて発送するときも「同梱」といいます。

梱包の数が違う

封筒を用いる際はほとんどの場合「同封」といいますが例外もあります。それは、内容物が違う2つの封筒を、それらより大きいサイズの封筒に入れた場合。封筒を開けるとまた封筒が出てくるようなときは「同梱」となります。つまり、大きめの1つの封筒に、別の封筒に入れたあいさつ状、また別の封筒に入れたクーポン券を一緒にして発送するときは「同梱」なのです。

同梱物を使ったプロモーション活動

顧客に商品を発送するとき、ダンボール箱の中には商品と明細書のみ…ではもったいない!同梱することで売り上げアップにつながるアイテムをご紹介します。ぜひ取り入れてみてください。

挨拶状やメッセージカード

商品を購入していただいたことに対しての感謝の気持ちを込めた挨拶状や、商品に対する想いやこだわり、スタッフ紹介、おすすめの使い方などを書いたメッセージカードを同梱すると、お店や商品に対する信頼度や親しみがアップします。このメッセージカードは手書きが最もおすすめですが、発送数が多くて難しい場合は、手書きフォントを使うと送り手側のあたたかみを感じさせることができます。

また、新規の顧客、何度も購入している顧客、久しぶりに購入した顧客など、その顧客に合わせて内容も変えたほうがより心に届きます。

クーポン券

次回購入時に割引価格になるクーポン券は、リピート購入を強く後押しします。割引だけではなく、プレゼントがついたり、もう1個もらえたりといった特典も魅力的です。クーポン券には、使い方や有効期限などを読める字でしっかりと明記しましょう。

また、実店舗ではクーポン券をお店に直接持ってきてもらうようにすることで来店促進ができますが、通信販売の場合、注文書と一緒に送ってもらうという方法は手間をかけるので避けた方が無難です。電話注文の場合は「クーポン券使用」と言うだけ、インターネットの場合は備考欄などに「クーポン券使用」と入力するだけ、注文書の場合は、最初からクーポン番号などを印刷しておけば気軽に使用できます。

商品サンプル

新商品や限定販売商品のサンプルを、「いち早く使っていただきたくて…」「いつもお世話になっているあなたへ」などのメッセージと一緒に送るのがおすすめです。顧客に特別感を感じさせることで、お店や会社への愛着を高めます。

また、発売前にサンプルを配布し、その感想を募集することにより、商品力のテストを行ったり、お客様の声をまとめたツールを作成したりすることができます。さらに、本商品発送の際にサンプルを複数同梱し、友人や家族にも使ってもらい、商品のファンを拡大するという手法も使えます。

サプライズプレゼント

たとえば商品を定期購入されている顧客に対して、4~5回に1回くらいの頻度で他の取り扱い商品のサンプルを同梱してみるのもアイデアです。

ずっと同じ商品を使っていると、特に不満はなくても何となく飽きた気がして別のものを試してみたくなるものですが、そんなタイミングでプレゼントが同梱されていると、まさにうれしいサプライズ。「プレゼントをもらったことだし、もう少し続けてみようかな」と思ってもらえる確率が高まります。

商品カタログやちらし

プラスアルファの購入につなげるためには、今おすすめの商品、新商品、限定販売商品、定番商品など、取り扱っている商品をさまざまな形で紹介することが必要です。

取り扱い商品が多い場合は年に1~2回くらい、全商品を紹介するパンフレットなどを同梱してみてはいかがでしょうか。

また、キャンペーンなどのちらしも、DMとして届けるのではなく商品同梱にした方が送料が節約できるうえ、商品発送の箱は必ず開けるため、目に留めてもらえる可能性も高くなります。

アンケート

商品を実際に使っている人の生の声が聞けるアンケートは、これからの商品・サービス開発に大変役立ちます。ぜひ行いたいものですが、アンケートに答える側にしてみれば、けっこう面倒ですよね。なるべく時間や手間をとらせずに回答してもらえるような工夫が必要です。そのためには漠然とした質問は避け、答えやすいよう選択回答式にすることをおすすめします。ただし意見をたくさん書きたいという人もいるので、自由回答欄も必ず設けましょう。

アンケートの方法としては、やはりインターネットを利用したものが最も手軽といえます。URLを入力するのは手間なので、QRコードを読むだけなど、なるべく簡略化を。高齢者の場合は、インターネットよりもアンケート用紙に直接書き込む方がやりやすいという場合が多いかもしれません。

その際は、料金受取人払いのハガキを同封することで切手代の負担をかけない気配りが欠かせません。また、アンケート回答者にはプレゼントや割引など何らかの特典をつけるなどして、感謝の気持ちを示しましょう。

情報誌や新聞

商品購入者向けの情報誌も喜ばれます。商品情報だけではなく、季節に合わせた特集記事や、スタッフの紹介、顧客からのおたより紹介(写真のご提供があれば尚いいです)などで構成すると親しみを感じてもらいやすくなります。

雑誌の体裁にするのは費用も時間も相当かかるので、まずはA4サイズくらいの手づくり新聞のようなものからはじめてみても。商品のつくり手や開発者などを登場させて、スタッフの顔が見えるお店や会社であるとイメージづけることで、顧客の信頼感や愛着感をアップさせることが期待できます。

他社のちらし

たとえば、コーヒーや紅茶などを発送するときにはスイーツ店のちらし、健康食品などを発送するときは血圧計やウォーキングシューズなど健康づくりにまつわるグッズのちらしなど、購入商品との関連性が高いちらしを同梱します。

反対に、他社に自社のちらしの同梱を依頼することも考えらえます。年齢や性別などの漠然としたものではなく、興味を持っていそうな分野に絞り込んでちらしを配布できるので、より売り上げにつながりやすくなるメリットがあります。

他社とのトラブルを避けるために、売り上げがあった場合、何パーセントバックするかなどを事前にしっかり決めておくことが必要です。

商品発送の同梱だけでなく、他者のDMへの同封や、複数社が集まって一つのDMを発送するようなケースもあります。

おわりに

待っていた商品が届いたちょっとうれしい瞬間に、一緒に目に入るのが同梱物です。

ポジティブな気分をより高められるような同梱物になるよう工夫してみてください。そのときの演出次第で、この先ファンになってもらえるか、リピートしてもらえるか、よい口コミをしてもらえるかが決まるといっても過言ではありません。

注文された商品を送り届けることは決してゴールではありません。最初の注文が同時に最後の注文にならないように、できることは何でも試してみてください。

 

タグ : 発送
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DM Watch 編集部

DM Watch 編集部

ディーエムソリューションズ㈱のダイレクトメール・物流のエキスパートメンバーで結成。法人取引9,000社以上の実績にもとづいた、DMの反響アップ、コスト削減、業務改善などに役立つ情報を続々発信していきます。